理由は人それぞれ。あなたの留学の目的は?

「とりあえず留学したいけど、具体的にはわからない…。」留学に興味があるものの、何のために留学に行くのか、何をしたいのか、留学の目的に関する悩む学生は多くいます。

今回は留学における目的の重要性を確認したあと、何のために留学に行くのか、いくつかの例を見ながら考えてみましょう。

留学の目的の重要性

何事においても目的を持って取り組むことは大事だと考えられています。ここで、留学においての目標とはどのようなものが考え得るでしょうか。

学問や語学の習得を目的とするものから、異文化の人たちと交流すること、日本では経験できないことを成し遂げることなど、様々な目的が考えられます。留学の目的に正解や不正解はありません。

しかし、目的を持っているか否かは留学の質に大きく関わってきます。一般的に語られる目的の重要性と同じように、留学においても具体的な目標を定めるために目的を持つことは重要です。目的が定まることで、その目的を果たすために具体的な目標が設定されます。具体的な目標は、自分の留学の質を確かめ、向上させる支えとなります。

たとえば、留学に際して「世界で活躍できる力をつけるために」という目的があったとします。そうすると、目的が果たされるかどうかは明確にはわかりません。

しかし、その目的がどれほど達成されたかを測る物差しとして、留学期間中にTOEICで900点とる、外国人の友人を100人作る、多国籍なメンバーとグループワークする、といった様々な目標が掲げられます。

それらをクリアすることで、自分の目的が果たされていることが確認できます。そして何より、具体的に見えた目標の達成に向けて、1日の勉強時間や積極的な行動など綿密な行動計画が立てられます。そうすることで、限られた留学期間を積極的に過ごすことができます。以上のことから、留学において目的は非常に大切です。

留学の目的の例

留学の目的を定める重要性について簡単に確認しましたが、ここではいくつかの例を紹介します。今回例としてあげる目的は一部でしかありません。また、人によっては目的がいくつもあります。

そのことに留意したうえで、あなたの留学の目的について考えてみましょう。

語学学習

留学の目的として数多くあがるのは、語学学習のための留学です。

留学をすると、授業は勿論のこと、日常生活まで現地の言語を用いることになり、効率的な語学力向上が期待できます。

それに加えて、留学生や移民の方々との交流の望みもあるので、現地の公用語意外にも様々な言語を使う機会が増えるでしょう。

勉強(語学以外)

語学以外の勉強もよくある留学の目的です。

自分の所属大学では学ぶことができない授業でも、留学すること受けることができるかもしれませんし、各国で最高峰の大学の授業を受けることもできます。

また、日本ではない国で学ぶことで、その国でしか身に付けられない観点から学べる機会があるかもしれません。

就業体験

海外インターンシップやワーキングホリデーなどの就業体験も多くの組織・団体によって設けられており、外国語を用いて働く経験を目的に留学に赴く学生も多くいます。

海外で仕事をするため、実用的な語学力はもちろんのことビジネスにおける専門的な能力やマネジメント力が身につきます

ボランティア

インターンシップと同様に、海外ボランティアの機会も数多くあり、それに参加するための留学も多いです。

発展途上国などで、現地の発展のために取り組むボランティアなどが多くあります。直接世界の現状を詳しく知ることができる機会です。

異文化交流

異なる文化圏の人たちと交流を目的とした留学も多いです。

たとえば食事を通して異なる文化圏の食べたこともない料理を食べたり、反対に自分の文化を紹介することもできます。

または、スポーツやゲームなどお互いに共通する文化を通して、国境を越えての友情を結ぶことも可能です。

異文化交流と聞くと陳腐に聞こえるかもしれませんが、留学経験者はその交流を通して大きく成長し、かけがえのない思い出を作っています。

非日常体験

留学中は生活環境が全く異なるため、日本では経験できないことを数多く経験できる場合が多いです。

旅行はその代表的なものの一つでしょう。地域によって異なるかもしれませんが、旅行中に複数の国・都市を旅行する留学生は多いです。

旅行以外でも、留学中は日常が日本で言う非日常体験です。日本ではなかなかチャンスのない活動や娯楽を楽しむことができるかもしれません。

以上の留学の目的はいくつかの例でしかありません。留学の目的は人それぞれでいくつあってもいいものです。しかし、持つことで留学の質・内容は大きく変わります。

最後に

「英知を磨くは何のため? 君よそれを忘るるな」。これは創価大学の創立者・池田大作創価学会名誉会長が、創価大学開学に際して寄せた指針の一つです。留学も「何のため」を常に考えて、自分だけの留学の目的を持って、世界に飛び立つ人が一人でも多く出てくることを願うばかりです。